アユ産卵調査
流下仔魚調査2020
鮎の寿命は1年。秋に産卵し約2週間で孵化した仔魚は、川を下り、海で大きくなって春に川へ戻ってきます。大井川では産卵調査のため、本支流3か所で鮎の流下仔魚を10日ごとに特別採捕しています。動画は全長6~7㎜の半透明な鮎の仔魚がビンの中を一生懸命泳いでいる様子です。
10月のアユ産卵状況について
2020-10-30
10月19日(または10/20)、10月29日に大井川3か所で流下仔魚採取による産卵調査を行いました。
目視の様子は、1回目(10月19日)は18:30から太平橋で仔魚がわずかに出現してきましたが、神座水路橋、伊久美川下流では仔魚は見られませんでした。
2回目(10月29日)は、太平橋で17:00から仔魚がわずかに出現し、時間を追うごとに多数の仔魚が見られるようになりましたが、神座水路橋、伊久美川下流では仔魚が見られませんでした。
アユは産卵からおよそ2週間で孵化することから、今シーズンは通常よりも早いペースで産卵が進んでいると言えそうです。
流下仔魚調査(動画)
2020-11-30 19:30 神座水路橋
第5回 流下仔魚調査(神座水路橋)
川じけは終わり、藻などはずいぶん減りました。前回より仔魚は少ないようでした。
2020-11-19 18:30 神座水路橋
第4回 流下仔魚調査(神座水路橋)
川じけで流れた藻などがたくさん入りました。前回より仔魚数は多そうでしたが、藻の中に沈んでしまってなかなか写りません。
2020-11-09 19:00 神座水路橋
第3回 流下仔魚調査(神座水路橋)
大井川最下流の橋(太平橋)では1回目(10/19)から仔魚を確認。神座水路橋では今回初めて仔魚を目視できました。